サンタカタリーナ島を観光地として開拓した(?)アメリカの有名なガムの会社の社長が、よりたくさんの観光客に来てもらおうと作ったのがこの「The Casino」だそうです。でも当時としては大変高級ダンスホールだったようですけど(^^;
1929年にオープンしたこのダンスホール、なんとダンナ様のお母さんと同い年です?!わお〜♪しかもこの年に蒸気機関の観光船(フェリー)も就航を始めたとのこと。残念ながらこのフェリーは数年前に廃船になってしまったようです。。。(><)
この写真は「The Casino」の前に飾ってあった当時の新聞記事とダンスホールでダンスする人々の写真だそうです。写真なんかすっかりセピア色に色あせちゃって、その古さが分かりますね。(゚▽゚*)
さて、この「The Casino」ツアーですが、ガイドのお兄さんが説明しながら建物の中を見学する45分のツアーです。1日2回やっているようです。
まず、建物の入り口から説明が始まりました。英語でのツアーなので(あたりまえか?!(^▽^;)、私のつたない英語力ゆえの若干理解不足があるかと思います。間違っていたらゴメンなさい(^^;
入り口の上にある壁はそれぞれ海の中の様子が描かれています。ちょっと面白いタッチの絵ですが、クラゲとかタツノオトシゴとか大きな魚がいます。まん中以外の緑色ベースのこれらは絵は、この建物が建てられたときに一緒に描かれたようです。建築デザイナーの名前は忘れましたが、ハリウッドにあるチャイニーズシアターを作った人と同じ人だそうです。
この当初、まだこの島には特産のタイル産業がなかったため、壁に直接絵を描いたようです。しかしこの後、このデザイナーさんは戻ってきて、まん中のビーナスの絵を、タイルを使って描いたそうです。
こちらはその映画館。見るからに古そうです。舞台の真上にはビーナスがいます。ビーナスと反対側、つまり入り口の上にはプルートがいました。
とっても古いオルガンもあります。トーキーを上映するときにひいたりしていたのでしょうか。また、短いコメディーのトーキーを上映してくれて、なんだか当時にタイムスリップした感じがしました。
壁をぐるりと取り囲むように描かれた絵は美しく、そして椅子の通路側にも細かい細工を施してあります。
今はネクタイ着用でなくても良いようです。(たぶん。。。)
当時ダンスホールで演奏したジャズバンドたちの写真と、PAブース(?)です。古い!しかし、CDがなかった時代とはいえ、生バンドで踊るなんてなんて贅沢なんでしょう〜〜♪ダンナ様の両親もよくデートでここへ来ては踊っていたらしいです。羨まし〜〜♪(*^o^*)
さて、いよいよそのダンスホールです。広っ!天井のミラーボールも当時を物語っていますね。古いタイプのミラーボールです。さぁ〜、シャルウィーダンス〜♪でございますよ!
ダンスホールの外側のバルコニーです。きれいですね。右はそのバルコニーからの眺めです。8階くらいの高さはあるんじゃないかな?すごく高いのでとっても景色がきれいでした。ここからはフィッシングクラブの建物が見えるそうで(どれか分からんかった(^^;)、そこにはかの有名なチャップリンやハリウッドスターが大勢やって来て、釣りを楽しんだようです。今でも有名人はたくさん来るみたいですけどね。
ここはダンスホールの真下にあるバーです。なんだかふざけたような壁のイラストが面白い!当時、ダンスに熱中するあまり男女が以上に接近しすぎたのを支配人が連れ出し、ここでクールダウンをさせたとかなんとかって行っていました(^^;
45分はあっという間に終わってしまいました。ガイドのお兄さんは説明が上手だったし(今度も男前やった!今度はしっかり顔を見られた〜♪)、結構楽しめて有意義なツアーでした。音楽が好きな人、建築関係が好きな人、歴史が好きな人、ロマンチックが好きな人、それぞれが楽しめるツアーだと思います。ぜひ行ってみてください〜♪(*^o^*)
以前の記事のタイルも素敵。
こんなとこが近くにあってうらやましい!
お久しぶりです〜♪お元気ですか?(*^o^*)
今度ご主人といらしたときに、ぜひ一緒に行きましょう!ご主人も「海」関係で楽しんでもらえると思いますし(*^o^*)
いつ頃になるか、また教えてくださいね!!
楽しみにお待ちしています♪